ゾウのお話🐘📖
『6人の言うゾウ』
6人の目の不自由な人が生まれて初めてゾウに触れた。
足に触った目の不自由な人は
「ゾウとは木のようなものだ」と言った。
しっぽに触った目の不自由な人は
「違う。ゾウとはロープのようなものだ」
鼻に触った目の不自由な人は
「何を言うか。ゾウとはヘビのようなものだ」
わき腹に触った目の不自由な人は
「いやいや、ゾウとは壁のようなものさ」
耳に触った目の不自由な人は
「バカだね。ゾウとは木の葉のようなものだ」
牙に触った目の不自由な人は
「ゾウとは槍のようなものだ」
一面だけでは全てを把握することはできない。
でも多くの人は一面を知り、全てをしったかのように語り出す。